算数が苦手

算数が苦手な小学生が不足している3つの力を紹介!身につける方法も解説

「小学生の子どもの算数嫌いをどうすれば克服できるだろう?」このように悩んでいる保護者もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方のために、この記事では算数の苦手を克服する方法を紹介します。

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算数に苦手意識をもってしまう2つの理由

算数が苦手!

苦手な教科に算数を挙げる小学生は多くいます。では「子どもが算数に苦手意識をもってしまうのはなぜなのか」、まずはその理由を紹介します。

理由1「抽象的な概念が多い!」

算数は数字を扱う科目です。足し算、掛け算といった計算も、現実的な事象として理解するのではなく、イメージで理解しなければなりません。数式を物や人に置き換えて説明しても、その内容がいつも当てはまるわけではなく、結局は抽象的な概念として覚えるようになります。そのため、「計算」を直観的にイメージすることが難しい場合には、根本的な理解が難しく、苦手意識をもってしまうことがあります。さらに図形の面積の求め方や速度計算など、学習している内容が日常生活にどのように役立つのかわからないこともしばしばです。問題につまずいたとき、「何のためにこんな勉強をしなければいけないのか」という疑問から、苦手意識を加速させる子どもも多くいます。

理由2「柔軟な思考力が必要になる!」

算数の問題を解くには、「柔軟な思考力」が必要とされることも多いです。たとえば、ある図形の面積を求めるとき、その形のままとらえるのではなく「三角形を組み合わせてできた図形」という発想ができるかどうかで成績に差が出ます。

暗記すれば解けるような問題ではなく、このような「考え方を変える」「柔軟な見方をする」といった思考力が求められることから、苦手意識をもつ場合もあります。

苦手な算数を克服!算数が得意になる「3つの力」と「鍛え方」

算数が苦手な理由2「柔軟な思考力が必要になる!」

算数が苦手な小学生は、『計算力』『論理的思考力』『空間認識能力』を鍛えることをおすすめします。それぞれの力が必要な理由と鍛え方を紹介します。

『計算力』を身につけて克服する

小学校低学年で算数が苦手な子どもは、、計算力が不足していることが多いです。簡単な計算でも暗算できなかったり、計算ミスが多かったりすれば、答えを導くまでに時間がかかってしまいます。

このケースでは、数字を理解すること自体に苦手意識を感じている場合があります。そのため、まずは数字の扱いに慣れるためのトレーニングが大切です。

計算力の鍛え方

スポーツ選手が毎日トレーニングをして体力をつけていくように、計算力を身につけるためにもトレーニングが欠かせません。その助けとなるのが、計算ドリルです。

計算ドリルは子どもの学年にかかわらず、簡単に思えるものから取り組むのがおすすめです。まずはゆっくりでも良いので正確に解くことを意識し、慣れてきたら「5分以内に全問解く」などの目標を立てて行なうと良いでしょう。

計算は数字を変えた同じ形式の問題を何度も解いて、反復練習をすると、感覚で答えられるようになります。たとえば、7 + 5という問題を見たときに頭の中で計算しなくても、すぐに12と答えられるようになるイメージです。

このような、「感覚的な理解」を深められるという意味でも、計算ドリルは役立ちます。

『論理的思考力』を身につけて克服する

文章問題が苦手な小学生は、問題の意図を理解する力が不足していることがあります。

文章問題を読んで、まず「どう解けば良いのか分からない」「掛け算なのか、割り算なのかが分からない」というケースは多いです。これは、問われている内容を順序立てて考えることができていない場合が多いです。

また、「時速〇kmで出発しました」という文章があった場合、「信号が赤だったらどうするんだろう?」というように、問題と関係のないことを考えてしまう場合も、理解力の不足に該当します。

文章問題が解けるようになるためには、論理的に文章を読むことで、解法を見つける必要があるのです。

子どもが文章問題の意味自体を理解できないと感じているようであれば、読解力が足りていないのかもしれません。「読解力なら、読書が有効だ」という意見もありますが、たとえば物語文を読んで、本の中の人物の気持ちがわかるようになったとしても、算数の文章題は解けるようにはなりません。

文章問題の苦手を克服する近道は、文章問題をたくさん解き、文章から公式を導き出す訓練を積むことです。

新学習指導要領では、『算数科・数学科における「数学的な見方・考え方」とは「事象を数量や図形及びそれらの関係などに着目して捉え、論理的、統合的・発展的に考えること」』という記述があります。

つまり、算数を学ぶことが、逆に論理的思考力が鍛えられることになるともいえるでしょう

論理的思考力の鍛え方

算数における論理的思考力とは、「筋道を立てて考える力」です。これを鍛えるためには、計算を解くまでの過程を考える習慣を身につけることが重要です。

まず試していただきたいのが、文章問題の音読です。問題そのもの以外の情報に振り回されたり、内容を整理できなかったりする子でも、声に出すと一語一句を逃さず読むことになるので、書かれてあることを読み取りやすくなります。

もともと理解力がある子であれば、音読を意識するだけでも解ける問題が増えるでしょう。

問題の意味はわかっているのに、答えを導くための計算方法がわからなかったり、単に計算を間違えたりしているのであれば、答えに至るまでに必要な情報や考え方を順を追って説明することで、正しい答えを導き出す方法を学ぶことができるでしょう。その際、問題を解くために必要な公式の暗記は必須です。

文章を論理的に読む力については、こちらの記事の「読書をしなくても国語の成績をアップさせる方法」「国語の読解力が大幅に上がる!論理的な読み方」も参考になるでしょう。

読書と国語力は関係あり! 読書嫌いでも国語の成績を上げるには?

『空間認識能力』を身につけて克服する

空間認識能力とは、物体を頭でイメージしてさまざまな角度から見ることができる能力のことです。図形問題を解くには、図形を頭で想像して、一方向からではなくあらゆる角度から形を把握したり、立体としてどのような形状になっているかを正確に読み取ったりする力が必要です。

そのため、この能力を高めることで複雑な図形問題も解けるようになります。

空間認識能力の鍛え方

空間認識能力は、小学3年生までの体験が重要と言われています。低学年の子どもであれば、積み木やブロックなどを使ったり、折り紙を折ったりすることで、立体がどのような形なのかを感覚で覚えることができ、空間認識能力を鍛えられます。子どもにとっては遊びなので、学校で図形の学習が始まる前に楽しく苦手の芽を摘むことができるでしょう。パズルも有効ですが、平面のジグソーパズルよりも立体のブロックパズルをおすすめします。

高学年の子どもは低学年に比べて空間認識能力が身につきづらくはなりますが、積み木や立体パズルは、図形問題を理解しやすくするのに有効です。

とくに積み木の数を答える問題は、立方体の積み木を使った問題であることがほとんどなので、同字ような積み木を用意して実際に積み上げてみることで、イメージができるようになるでしょう。

また、立体図形の感覚を養うためのドリル(点描写・図形パズルなど)を用意して、そのとおりに図形を描くなどして立体感覚を養っていくことができます。いろんな図形に挑戦し続けることで、複雑な図形も描けるようになり、図形問題もスムーズに解けるようになるでしょう。

苦手な算数の力は学習塾で伸ばせる!小学生に合わせた塾の選び方

苦手な算数の力は学習塾で伸ばせる!小学生に合わせた塾の選び方

算数の苦手を克服するには、苦手の原因を突き止め、個々に合った正しい訓練を積むことが重要です。しかし、「わが子の苦手を克服するための訓練法」を判断することが難しい場合は、学習塾を利用することをおすすめします。

ここでは、苦手分野の克服を一番の目的として入塾を検討するときの塾の選び方を紹介します。

計算問題が苦手な小学生

計算問題が苦手なら、とにかく問題演習の量をこなすことが大切です。しかし、ただ苦手な単元の計算をやればいいわけではありません。

苦手の原因を突き止めることができて初めて必要な演習内容が明らかになります。個々に合わせたプリント学習ができる演習系の塾であれば、子どもの苦手箇所に合った最適な問題の演習を、効率よく行うことができるでしょう。

文章問題が苦手な小学生

文章問題が苦手な子どもは、先述した通り、問題の意味自体が解らないか、問題を解くのに必要な公式がわからないかのどちらかが多いでしょう。

まずは公式をしっかり暗記した上で、「問題を解きながら公式に当てはめる」という訓練が必要です。
個別指導形式の塾であれば、生徒一人ひとりに合わせたオーダーメイドのカリキュラムを組めるうえ、わからないところもその場ですぐに質問できるので、理解できるまで徹底的に訓練することが可能です。

苦手分野がわからない、複数ある小学生

算数に苦手意識があるものの、どの分野が苦手なのかわからない、もしくは苦手分野が複数あってどう克服していけばいいかわからない場合もあるかもしれません。その場合は、高校受験を目的としている集団指導塾の小学部、もしくは個別指導塾のいずれかを選ぶといいでしょう。

集団指導では、必要なカリキュラムをまんべんなく学ぶなかで、苦手分野の克服だけでなく、得意分野を伸ばすことも期待できます。授業で理解できなかった部分を解消するために、質問受付や補習体制がしっかりしている塾を選ぶといいでしょう。

また、個別指導であればカウンセリング(学習相談)を受けた上で、子どもに合ったカリキュラムを組んでもらうことができます。わからない部分があっても自分からはなかなか質問できないという場合も、個別指導であれば安心でしょう。

まとめ

算数の苦手は、正しい訓練を積み重ねることでカバーすることができます。「正しい訓練」といっても、苦手な分野や子どもの理解力によってその方法は異なります。保護者がそれを見極めるのが難しい場合は、学習塾に頼ることをおすすめします。
兵庫県の若松塾では、集団授業でも個別指導のようなきめ細やかさで生徒一人ひとりを見て、指導をしています。質問や補習は無料でわかるまで教えます。苦手克服に関しても、個々に合った指導が可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。個別指導コースや、プリント演習のコース(ジュクモン!)もございますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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