中学生 塾 行かない

中学生になったら塾は通うべき?行かないことのメリット・デメリット

中学生になったら塾に通う子どもが増えてきますが、保護者の中にはわが子を塾に通わせるべきか悩む方も多くいるでしょう。

子どもを塾に行かせるべきか、それとも行かないで自宅学習にさせるべきかを判断するには、通わないことのメリット・デメリットを比較する方法がおすすめです。両方を比較して、わが子にとってはどちらが良いのか判断しましょう。

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中学生|塾に通わない主な理由

文部科学省が実施している「平成30年度子供の学習費調査」によると、塾に通っていない中学生は全体の3割程度という調査結果となっています。公立と私立で比較すると、塾に通っていない学生は公立中学生全体では約3割、私立中学生全体では約4割でした。

出典:「平成30年度子供の学習費調査」(文部科学省)

データを見ると、塾に通う学生は全体の半数以上を占めていることが分かります。とはいえ、3割の学生は塾に通っていないのも事実です。

ではなぜ、3割の学生は塾に通わないのでしょうか。ここでは、中学生が塾に通わない主な理由について解説します。

塾に通う時間がない

部活に入っていると、平日の放課後は部活で埋まります。

また、小学生のときと比べて課題の量も増え、学習の難易度も上がるため、学校の勉強に取り組むだけでも大変です。

部活と課題で多くの時間と労力を使うため、「塾に通う時間がそもそもない」と考える子どもも少なくありません。

金銭的な余裕がない

塾に通うと毎月の費用が発生します。中学校の教育費や部活の費用に加えて塾の費用を支払うとなると、家計が苦しいと感じる家庭もあるかもしれません。

これから高校や大学へ進学する際に伴う費用を考えたときに、塾にかかる費用を抑えたいと感じ、塾に行かないという選択肢を選ぶケースもあるでしょう。

塾に行かないことのメリット

ここからは、塾に行かないことのメリットを紹介します。大きく分けると「補助学習費を節約できる」「自分のペースで学習できる」の2つです。

塾にかかる費用を節約できる

塾に通うと、1年間で20~30万円ほどかかることがあります。

「平成30年度子供の学習費調査」によると、1年間の学校外での補助学習費にかかった費用は以下のとおりです。

学年

公立

私立

中学1年生

14.7万円

17.8万円

中学2年生

21.5万円

22.7万円

中学3年生

36.3万円

25.7万円

出典:「平成30年度子供の学習費調査の結果について 」(文部科学省)

この調査で分かるのは、中学1年生のときは10万円台で済んでいた補助学習費が、中2、中3と学年が上がるごとに高くなるということです。

一般的に、塾では授業料に加えて、季節講習や模試などの費用が必要とされます。毎月の授業料はある程度抑えられたとしても、夏休みや冬休みといった長期休みの特別講習で5万円、10万円といった費用がかかってくるケースが多いです。

塾に通わなければ、このような費用を節約できるのが大きなメリットといえます。

自分のペースで学習できる

塾に通うと、授業がある日は多くの時間を取られます。また、カリキュラムが用意されているので、すでに理解している単元も受講しないといけないこともあり、効率良く学習を進められないと感じることがあるかもしれません。

塾に通わなければ、自分で勉強スケジュールを立てて、マイペースに学習を進めることができます。たとえば、自分の弱点科目を強化したいとか、この部分がわからないから復習したいというように、そのときの必要に応じてスケジュールを立てることができるでしょう。

また、塾だと教師・講師がやってくれる学習プランに沿って学習していくだけですが、自宅学習だと自分で試行錯誤を繰り返すことで自己管理能力を身につけることにもつながります。

塾に行かないデメリット

前項では、塾に行かないことの主なメリットを紹介しましたが、メリットがあれば当然デメリットもあります。

ここからは、塾に行かない場合のデメリットについて解説します。

分からないところの質問ができない

塾に通うと、分からないところをすぐに教師・講師に質問することができますが、自宅学習だとそうはいきません。

分からない問題にぶつかったら、家族か、翌日になってから学校の先生に尋ねるか、参考書や解答集などを見ながら自力で解決しなくてはなりません。自力で解決する場合、解答集などをじっくりと読み込まないとならないため、時間がかかってしまいます。効率良く学べないと感じることもあるでしょう。

また、塾だと各教科の単元の勉強方法などについても教えてもらえますが、塾に通わない場合は、自分で勉強方法を考え、学習プランを立てなければなりません

入試情報の収集に手間がかかる

塾と違い、タイムリーな情報が入りにくいのも自宅学習のデメリットです。塾にはこれまで蓄積されたデータと、日々プロが仕入れている膨大な情報があります。

最近ではインターネットを検索すれば、ある程度の情報を得ることは可能です。とはいえ、インターネットには有益な情報だけでなく、古い情報や不正確な情報なども混在しています。膨大な情報量の中から最新の正しい情報を探す必要があり、取捨選択などの手間がかかります。

勉強に対するモチベーション管理が難しい

塾に行くと、ライバルからの刺激を受けるので、それが学習のモチベーションにつながります。

しかし塾に行かない場合は、自分自身でやる気を奮い立たせ、それを維持していかなければなりません

また、本人は自主的に勉強しているつもりでも、自宅学習では自分の苦手なところは避けてしまいがちです。自分の好きな教科や好きな分野ばかりを重点的に学んでいるかもしれません。

しかし、高校受験合格を目指すなら得意分野を伸ばすだけでなく、苦手分野を克服することも大切です。

塾に行かずに成績を上げる方法

ここまで紹介したメリットとデメリットを比較した上で、塾に行かないと結論したなら、以下の方法を子どもに促して、成績アップを目指しましょう。

学校の授業をしっかり聞く

塾に行かないなら、学校の授業をしっかりと聞くことが非常に重要です。

また、授業前に予習を行ったり、授業後に復習を行ったりすれば、基礎学力の向上や、発展問題への挑戦も期待できるようになります。

予習して分からなかった部分は授業でよく聞き、それでも分からない部分は先生に聞くなどして、苦手分野を克服するよう努力しましょう。

子どもに合ったテキストを解く

塾に行かない場合、学校教材のほかに参考書や問題集などのテキストを用いて学習する必要があります。

テキスト選びのポイントは、子どものレベルに合ったものを選ぶことです。簡単すぎるものだと学力向上につながりませんし、難しすぎるものだと内容の理解が追いつかず、学習意欲が削がれるかもしれません。

テキストを用意したら、毎日の学習範囲を決め、1ヶ月などの限られた期間でどこまで終わらせるかといった計画も必要です。計画どおりに進まず、やるべき内容がどんどん後回しになるといったことにならないようにしましょう。

また、自宅で学習するなら、分からないところは親が教えるなどのフォローも必要です。

通信教育を利用する

通信教育を利用するのも方法のひとつです。

通信教育なら、自宅でスマートフォンやタブレットを用いて講義を視聴できるので、隙間時間を使って学習できます。部活などで忙しい子どもでも、利用しやすい学習方法といえるでしょう。

まとめ

今回は、中学生の子どもを持つ保護者に向けて、塾に行かないことのメリット・デメリットについて解説しました。

塾に行かないことのメリット・デメリットを比較しても、まだ決断に迷う場合は、塾の体験授業や季節講習を一度受けてみると良いでしょう。塾生でなくても参加できる中学生向けの塾のイベントに行ってみるのもおすすめです。

若松塾では、塾生でない方でも単発でご参加いただけるさまざまな講座やイベントがあります。校舎独自で行なっているものもありますので、ぜひお近くの校舎ページのNEWSをチェックしてみてください。

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