成績アップ!中学生の勉強計画の立て方と実行のコツ

成績アップ!中学生の勉強計画の立て方と実行のコツ

テスト勉強する時間を確保できず、「すべての教科に手が回らない…」という中学生は多いです。また、中学生は小学生と比べて、授業で扱う学習内容は広がり、授業のペースはアップします。

そのため、予習や復習が間に合わず、「成績が思うように伸びない」と悩むことも多いでしょう。これらは『勉強計画』が上手に立てられないことが原因かもしれません。

とはいえ、効果的な勉強計画を立てることが出来る子どもは多くありません。効果的な勉強計画を立てるには『自分に合った正しい計画の立て方』『実行する力』のふたつが大切です。

今回は、若松塾専任教師が効果的な勉強計画を立てる方法と、5教科ごとの勉強計画のポイントを紹介していきます。勉強計画の立て方に悩んでいる人はぜひ参考になさってください。

この記事は約10分で読み終わります。

自分に合った正しい計画の立て方

自分に合った正しい計画の立て方

「計画通り勉強したら、いい点数が取れた!」という声がある一方で、「計画倒れした・・・」「計画通りにしたのに結果が出なかった・・・」と失敗の声も多くあります。

勉強計画が失敗する原因として、「自分に合っていない計画を立てている」ことが多いです。この項目では中学生の『定期テスト』を例に、自分に合った勉強計画の立て方を紹介していきます。

勉強計画を立てる際は、以下のステップで行うのがおすすめです。

  1. 目標を設定する
  2. 現状を把握する
  3. 全体の勉強量を把握する
  4. 全体の勉強時間を見極める
  5. 日割していく

それぞれに関して、詳しく説明していきます。

1.目標を設定する

まずは、目標を設定しましょう。目標は勉強へのモチベーションを上げる役割を担います。

たとえば、「苦手な数学で70点以上を目指す」や「あの子に勝ちたい」など、本人が最もモチベーションを上げられる内容を具体的に決めましょう。

ただ、「一生懸命がんばる」「諦めない」など、抽象的なものは避けてください。何のためにがんばるのかがわからず、モチベーションに繋がらないため、注意しましょう。また、目標は保護者や教師ではなく、勉強する本人が決めることが重要です。

【いい目標のチェックポイント3つ】

  1. 子ども自身が目標を決めているか?
  2. 最もモチベーションが上がる目標になっているか?
  3. 具体的な内容になっているか?

2.現状を把握する

目標を設定したら、次は現状を把握しましょう。前回のテストはどうでしたか?授業でつまずいている部分はありませんか?確認してみてください。

現状を確認することで、「数学は応用問題まで解けるようになっていないと、70点には届かないな」「あの子に勝つためには、順位を20位上げる必要がある。そのためには授業であいまいだった●●を理解しておかないと」など、目標達成に必要な要素が見えてきます。

3.全体の勉強量を把握する

目標達成するために足りない部分が把握できれば、全体の勉強量が見えてくるでしょう。思いつく限りリストアップしましょう。

リストアップする際は「テスト範囲の英単語を覚える」ではなく「p30~p45の英単語50個を覚える」のように具体的な数字を書くよう心掛けてください。

「テスト範囲がまだ発表されていないため、何をすればいいかわからない」という生徒もいます。その場合は、前回のテスト範囲や授業のペースによって、範囲を絞りだしておきましょう。テスト範囲がわからないうちは、多めに見繕っておくほうが安心です。

4.全体の勉強時間を見極める

勉強の全体像が見えたら、テスト当日まで『勉強できない日』『勉強できる日』を分けて、勉強できる時間を把握しておきましょう。

「この日は1日勉強に費やすことができる」「この日は、部活の試合があるから勉強は難しそう」とスケジュールを具体的に立てることができます。

5.日割していく

「全体の勉強量」「全体の勉強時間」が出そろったら、日割して計画を立てていきましょう。中間テストならば2週間前、期末テストならば3週間前からスタートするのがおすすめです。

ここで注意なのが、「数学の範囲は1~14ページだから1日1ページだな!」のような単純な日割にしないことです。問題集には、基本問題から発展・応用問題があります。どの問題も同じペースで解けるとは限りません。難易度やペースを考えながら、分割するようにしましょう。

これで計画の完成です。では実際、若松塾の生徒が立てた計画の一部を見てみましょう。

中学生:若松塾生の学習プラン

checkポイント

◎ポイント

  • 勉強できる時間とできない時間がきちんと記されている
  • 予定通り進まなかった時のための、「予備枠」が準備されている

△ポイント

  • 後半部分につれて、ワークのページ数があいまいになっている
  • ワーク以外の計画が記されていない

若松塾では、定期テストの前には希望者に向け計画指導も行っています。各学校に合わせた定期テスト対策も行っていますので、気になる方はお気軽へお問い合わせください。

計画を実行するための6つのコツ

計画を実行するための6つのコツ

いくらいい計画を立てても、それを実行しなければ意味がありません。成績を上げるためには「計画を実行する力」も必要です。この項目では、「計画を実行するためのコツ」に関して解説していきます。コツは以下の6つです。

  1. 目標を設定する
  2. 現状を把握する
  3. 全体の勉強量を把握する
  4. 全体の勉強時間を見極める
  5. 日割していく

それぞれに関して、詳しく説明していきます。

1.予備日を作る

どんな人でも、やる気が出ない日や、体調の悪い日というのは存在します。毎日ぎゅうぎゅうに予定を詰めてしまっていると、すぐに取り返しがつかなくなり、「もう、だめだ!」となってしまいがち。

勉強計画を立てる際は、遅れた計画を取り戻すことのできる予備日をつくるようにしましょう。そうすることで、計画倒れの危険が大幅に減ります。

2.進捗状況を「見える化」する

計画通り終わった箇所はチェックして、計画の進捗状況を「見える化」しておきましょう。どんどんチェックしていくことで達成感を味わえますし、遅れた場合にも気付きやすくなります。

3.計画を修正する

初め立てた計画は、いわば「理想形」です。部活で遅くなったり、思ったより時間のかかる単元があったりで、計画通り行かなくなることも多いでしょう。

1つのほころびを放っておくと、どんどん広がっていき最終的には計画が破綻ということも。

「予備日を使っても計画通りいきそうにない!」と気付いたときは、すぐに計画を修正しましょう。

4.勉強に適した環境を整えておく

マンガやゲームが目の付く場所にあったり、机の上が散らかっていたりするとなかなか勉強に集中できません。誘惑に負けてしまうこともあれば、勉強そっちのけで片づけに夢中になってしまうこともあるでしょう。

テスト勉強期間前に「部屋を片付ける日」を作るなど、すぐに勉強に取り掛かれるような環境にしておくのがおすすめです。家で集中できない場合は、図書館や塾の自習室を利用するのも有効です。

また、塾であればその地域の中学校のテスト範囲に即した対策授業をおこなってくれるところもあるでしょう。若松塾でも、中学校ごとのテスト対策授業や「定期テスト直前勉強会」を開催しているほか、わからない問題をすぐに質問できる自習室を開放しています。

5.周りに協力してもらう

1人で勉強を進めると、どうしても気持ちが緩んでしまうものです。計画をきちんと実行したいのならば、親や塾の先生に進捗状況をチェックしてもらうなど、周りに協力してもらいましょう。

頼む際は、一番気持ちが盛り上がっている「計画完成直後」がおすすめです。また、計画表を家族から見える場所に貼り、自分を鼓舞するのも有効でしょう。

6.早めにテスト勉強を始める

テストで思うような点が取れなかった子は、口を揃えて「勉強する時間が足りなかった」と言います。アドバイスは1つ。「早めにテスト勉強を始めることを心掛けましょう」。

多くの子が口にするということは、早めに始めれば始めるほど、ライバルに差がつけられるといことです。早めに始めるだけで、毎日の負荷が少なくなり計画も達成しやすくなります。

中学生、5教科ごとの計画の立て方のポイント

中学生、5教科ごとの計画の立て方のポイント

次に、5教科ごとの計画の立て方のポイントを紹介していきます。あわせて、効果的なテスト勉強法についても触れていますので、ぜひ参考になさってください。

英語の計画の立て方と勉強法

英語の定期テスト対策は、「教科書の本文を音読すること」から計画するのがおすすめです。テスト日までに、「英語から日本語」、「日本語から英語」をスムーズに音読できるよう目指しましょう。

英単語の暗記から始める人がいますが、発音できなければ覚えることが難しいです。教科書をスラスラ読めると効率よく覚えられます。文法も、教科書の本文を覚えると早く身につきます。

国語の計画の立て方と勉強法

国語の長文問題は、解いて〇×を付けて終わりではなく、「なぜその答えになったのか?」まで考える時間が必要です。そのため、解答を見て理由を考える時間も考慮した計画を立てましょう

また、国語の問題は、「()に入る言葉を答えよ/()に入る接続詞を答えよ」のような問題が度々でます。国語の苦手な人は教科書を音読するのもおすすめです。

数学の計画の立て方と勉強法

数学の定期テストは、教科書、配布プリントや指定のワークからほとんど出題されます。その中で、できない問題が1つもない状態になるまで繰り返し解ける計画づくりをしてください。

解答を見ても分からない問題に時間を費やすのは得策ではありません。早めに「先生に聞く」ようにしておきましょう。

理科の計画の立て方

理科は知識を問われる問題と、思考力を問われる問題に分かれます。

知識は覚えれば確実に点数が取れる場所なので、完璧にしておきたいところです。量こそ多くはありませんが、一気に覚えると取りこぼすので着実に進める計画を立てましょう。

思考力を問われる問題は、下記の順番で問題集を解くことが大切です。

  1. 基礎
  2. 発展
  3. 応用

問題集を解き終わることが出来る計画を立てて、わからない箇所をなくしましょう。

社会の計画の立て方

社会は多くの暗記が必要です。暗記はともすれば単純作業に陥りがちですので、一気に追い込みをかけるのではなく着実に進めていく計画を立てるのがおすすめです。

中学生の「長期休み」「高校受験」の計画の立て方のポイント

中学生の「長期休み」

ここまで定期テストを中心に話を進めていきましたが、最後に、春休み、夏休み、冬休みなどの「長期休み」と、年単位での計画が必要な「高校入試」の計画の立て方のポイントに関して話をしていきます。

長期休み

中学生は、長期休みの後に実力テストが控えているケースが多いです。そのため、前半に宿題を終わらせ、後半は実力テストへ向けての勉強に取り掛かれるような計画を立てるといいでしょう。

また、長期休みには多くの学習塾で「春期講習」「夏期講習」「冬期講習」が行われます。ふだん塾に通っていない人でも講習のみ参加できる場合も多いので、そちらを利用するのもおすすめです。

若松塾でこれから始まる冬期講習は、小2~中2は受講料無料!受験生の中3は冬期講習・年末特訓に加え、入試直前まで計画的に学習する「3か月追い込み講座」も実施します。12月から始まりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

高校受験

中3になると、テスト勉強の計画以外に、高校入試に向けての学習計画も必要です。高校受験の計画は1年単位で立てましょう。

まずは、1学期/夏休み/2学期/冬休み/3学期に分けて、どういう勉強をしたらいいのかを確認しましょう。

(例)
1学期/1、2年の復習
夏休み/基礎固め
2学期/基本・実践レベルの問題を解く、苦手科目の克服
冬休み/過去問や予想問題
3学期/過去問や予想問題

次に、月単位でどこまでやればいいかを想定しましょう。定期テストや実力テストごとに目標を設定しておくのもおすすめです。最後に、週単位で計画を設定しましょう。

ただ、受験勉強を計画通りにこなしながら、定期テスト前には別途テスト範囲の計画を立てて…となると、勉強する前の段階で体力や気力を消耗してしまいかねません。

高校入試に向けて効率よく勉強をとお考えなら、学習塾を検討されることをお勧めします。塾であれば、入試までのカリキュラムが確立されているので、計画を立てることではなく勉強することに時間を割くことができます。

また、自習室で動画やゲームなどの誘惑なく自主学習をしたり、塾の持つ受験情報を参考にできたりといったメリットもあります。兵庫県で高校受験をお考えなら、若松塾をご検討ください。

まとめ

成績アップのために大切になってくる勉強計画。「自分に合った正しい計画」「計画を実行するコツ」を意識しながらすすめていくといいでしょう。

若松塾では、計画を立てるサポートはもちろん、学校ごとの定期テスト対策授業や直前勉強会なども実施しています。兵庫県の高校入試情報にも精通していますので、お子様の勉強計画や成績でお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください!

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