過去問の取り組み方 【国語編】

 入試が近づき、具体的な学校の過去問にも取り組み始めている頃かと思います。

 過去問演習をより効果的にするために、過去問に取り組む際の要点をまとめました。

 ぜひ参考にして学習をより効果的なものにし、合格を勝ち取ってください。

 今回は【国語】の過去問の取り組み方についてお届けします。

 

 

 統一入試日まで残り3か月程度となってまいりました。

 そろそろ実際に受験する学校が固まってきている方が多いのではないでしょうか。

 受験する学校が決まったら、やはり過去問はある程度やっておくべきでしょう。

 

 特に国語においては各学校でそれなりに「クセ」があります。過去問に取り組む際に注意しておくべきことを以下に記しますので、参考にしてみてください。

 

① 時間を計って実施する

 過去問に取り組むときは、必ず実際の試験時間を計って、時間内で解いてください。本番と同様の条件で取り組むことが大切です。時間切れになってしまっても、そこで終了し、採点します。

 

② 記述問題の採点は自己判断で行わない

 記述問題を受験生がしっかり採点するのは難しいと思います。ぜひ各校舎の国語の先生のところにもってきてください。そして採点と同時に、条件の過不足や、注目すべき点などについても解説をもらいましょう。

 

③ 振り返りをする

 必ず採点してもらった先生からアドバイスももらってください。過去問に取り組んでみて、初めて明らかになった課題があるはずです。

 スピードアップが必要だ

 正確性を重視しなければならない

 記述力を高めなければならない

など、それぞれの課題がはっきりしてきます。自らの課題を明確にし、強く意識したうえでまた次の年の問題に取り組んでみてください。

 

 初めは思うような点数が取れないと思います。それでも自分の課題を意識して、根気強く挑戦を続けてください。

 

 ただし他教科とのバランスも考えてください。理系科目を得点源にしている子は合格最低点ぎりぎりでもいいと思いますが、理系科目が苦手な子は、国語でアドバンテージを取る必要があります。

 そういったことも先生たちからのアドバイスの中で出てくると思うので、一人で過去問に取り組み自分で採点をして満足せず、必ず塾の先生と一緒に課題を見つけ入試に向けた努力を行ってください。

藤岡教室四谷大塚NET板宿本部校

大場 慶貴 

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