本当にそうなるのかな?
小2クラスでは、高学年と同様に四谷大塚の「ジュニア予習シリーズ」を使って授業を行っています。
10月の読解練習は、「表面張力」についての説明文でした。
その中に「実験とは、本当にそうなるのかやってみることです。」という文がありました。
「本当にそうなるのかやってみたいなあ…」
ということで、夏期講習以来の実験教室開催です!
まずは、説明文に書いてあった通りにやってみました。
1円玉を縦向きに入れたときと、横向きに入れたときでは、それぞれどうなるのでしょうか?
見事、横向きに入れると水面に浮きました!
よく見てみると、1円玉の周りの水が盛り上がっています。
表面張力がはたらいているのを確かめられました。
楽しくなって、どんどん浮かせていきます。
でもときどきは横向きに入れても沈んでしまいます。
「どうしてかな?」
それぞれ考え、原因となるものを取り除いていくとうまく浮きました。
(ブログ読者の皆さんも「原因」を考えてみてくださいね!)
次に、つまようじやクリップも一緒に浮かせて、洗剤を垂らしてみます。
「洗剤には表面張力をこわすはたらきがある」という文の通りになるのかな?
1円玉とクリップはゆらゆらと底に沈んでいきましたが、つまようじは浮いたままです。
「1円玉やクリップは表面張力で浮いているが、木のつまようじは軽いので浮いている」という文の通りになっていることを確かめました。
低学年の間に「自分の目で見て、手を動かして確かめる」経験を積んでいるかどうかで、すべての教科で高学年での理解度が変わってきます。
一見何気ない遊びの中にこそ、大切なことが詰まっているのですね。
藤岡教室四谷大塚NET板宿本部校/岡本校
山口雄嘉子