毎夏恒例! 理科の暗記祭(暗記テスト)開催!!
中学受験をひかえた6年生の夏期講習は、ハードスケジュールです。
それでも藤岡教室の生徒さんたちからは、悲壮感のようなものは一切感じられません。
みんな、部活動のようなノリで、勉強に取り組んでいるように感じます。
切磋琢磨ということばがとてもよく似合うようになってくれたなー、と目を細めています。
さて、今回のブログは、毎年の夏合宿での恒例行事「理科の暗記祭」についてです。
例年であれば、2泊3日の合宿で「合格するまで寝られない?」というプレッシャーの下で行われます。
残念ながら、今年はコロナの影響で合宿は実施できませんでした。
でも、理科の暗記祭だけはぜひ実施してほしい!という強い要望にお応えして、各教室での開催となりました。
「祭」は全2回。
1回目は「動物編」で「動物とヒトのからだ」「季節と生物」など、
2回目は「植物編」で「植物のつくりとはたらき」などからの出題です。
それぞれ100点満点で、合格ラインは95点です。
合格点をとれるまで追いかけて受けさせます。
かなり厳しい条件ですが、この暗記祭で、毎年理科の実力を大きくアップさせる生徒がいます。
5年生用もあり、「やったるでー!!」という勇士が大勢参加しています。
この「暗記祭」は、ただ単に受験に必要な事項を暗記するということだけではありません。
あえて合格ラインを厳しいものにすることによって、いろいろなことを考え、吸収する機会としてほしいと思っています。
まずは実用的な面として、自分なりの「暗記する方法」を見つけてほしいと思います。
本屋に行けばいろいろな参考書があり、さまざまな暗記法が紹介されていますが、本当に自分にあった方法を会得しなければなりません。
そのためには、汗をかいて、必死になって、もがき苦しむ経験が絶対に必要です。
この経験は中学に入学したあとも、必ず生徒たちの血となり肉となると確信しています。
さらに、精神的な面として、自分の勉強に対する取り組みの甘さを実感してもらいたいと思います。
「自分はがんばっている!」とだれもが思いたいものですが、第三者からみると、まだまだ物足りないと感じられるものです。
自分の甘さにぜひ気づいてもらいたいと思います。
さて、合格者が徐々に出始めていますが、一方で苦戦している生徒もいます。
どうやら長い夏になりそうです。
藤岡教室四谷大塚NET岡本校
大場 慶貴
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