大人になっても「勉強が楽しい」と言えるようになりましょう

皆さん、こんにちは。冷蔵庫の中に納豆が入っていないと機嫌が悪くなる若松塾大久保校の丹野です。今日は僕が日頃から思ってる事を少しお話しします。お時間のある方は聞いていってください。

生徒の皆に「勉強は楽しいですか?」と聞くと、大多数の子が「楽しくない!」「つまらん!」と返ってきます。ですが本来、僕たち人間は知らない事を知ることに楽しさを覚える生き物です。

ではなぜ子供たちは「勉強はつまらない」と口をそろえて言うのでしょうか。それは「勉強とは机に座って黙々と授業を受けるもの」という事しか子供のうちは経験することができないからです。

「勉強って何?」と聞かれると、多くの人は「暗記する事」「テストで良い点を取るための努力」と答えると思います。ですが本来、勉強というのはものすごく大きな概念です。

今まで沖縄に行ったこともない人が沖縄へ旅行に行って、産まれて初めてソーキそばを食べて「こんな美味いものがあったのか…」と感動して、ソーキそばに興味を持ち作ってみる…。これも立派な勉強です。

 

つまり勉強とは、知識・行動・価値観を新しく獲得したり、修正したりすることです。

皆さんに伝えたいのは「知らない事を知ることは楽しいと思える大人になってほしい」という事です。

一つの場所にずっと居続けるのではなく、色んな場所に行って色んな人に出会って色んな考え方を知ってください。それが出来るようになれば、「勉強って楽しい!」と言える大人になれるはずです。一つの場所にずっと居続けると、考え方が凝り固まってしまって「今自分がいる場所が世界のすべてだ」と思ってしまって、新しい考え方を拒否してしまうようになってしまうのです。

居場所が変われば、考え方なんて結構簡単に変わってしまいます。

そういう経験を楽しむことが出来るようになれば、新しい考え方を素直に受け入れることが出来るようになれば、皆さんの人生は必ず豊かなものになるでしょう。