私は三年生の頃から若松塾に通っていました。入ったのは兄への憧れで、中学受験をすることをあまり意識していませんでした。そのため、塾は楽しい所という印象しかありませんでした。勉強も楽しくやれたのか、テストでは良い結果が取れていました。
四年生になり、勉強も少しずつ難しくなっていきました。そこで算数で分からないことがあったりして、勉強を楽しいと思えなくなっていきました。そのせいか五年生からは一つ下のクラスで勉強することになりました。五年生では、土特で本を読んで、先生特製の記述問題を解く国語の授業や、初めて触れる器具などでの実験をする理科の授業が楽しかったのを覚えています。夏の合宿では、理科の暗記テストで苦戦して、夜遅くまで再テストを受けていました。六年生になるという頃に、誰もが予想していなかったコロナウィルスの影響で、集中して勉強することが少なくなってしまい、塾に行って勉強できることの大切さを痛感しました。
時間はあっという間に過ぎていくもので、中学受験はどんどんと近づいていることを意識し、通常授業や特訓授業に真剣に取り組むようになりました。特に冬期講習は、最後の基本をやり直せるチャンスなので、復習をしっかりしました。また、苦手な単元のプリントをしたり、志望校の過去問を解くようにしました。わからない所はすべて先生に質問していました。そのおかげで少しずつ自信がついていったと思います。受験前の一週間は、暗記プリントのやり直しや漢字・知識の見直しをしていました。
受験直前までずっと支えてきてくれた先生方には感謝しかありません。どの先生方も授業を楽しくしてくださりました。居残りでの質問はしっかりと分かりやすく教えていただきました。中学受験もそうだけれど、藤岡教室で過ごした日々が、今では大切な思い出です。四年間、本当にありがとうございました。