2年理科実験「空気ってすごい⁉」
今日は、夏期講習だけの特別授業、理科実験の日です。
みんな教室に入るなり、「何の実験するん?」とわくわく。
テーマは「空気ってすごい!?」。
目には見えないけれど、私たちの周りにいつもあって、なければ生きていけないもの、それが空気です。
ではその空気、「重さはあるのか?」が第一のテーマ。みんなで予想してみました。
「えー、ないよー。だって(重いって)感じないもん」
「うーん、もしかしたらあるのかも…」
それぞれに考えて予想をプリントに書き込みます。
では実験してみましょう。
まず空のペットボトルの重さを量ります。75グラムでした。
そこで、炭酸キーパーで空気を入れていきます。
パンパンに膨らんで、これ以上入らないところまでいったら、はかりに乗せてみます。
結果は「76グラム」。1グラム増えていました!
みんなびっくり!何回も空気を入れて確かめていました。
次に取り出したのは、みんなが普段使っている下敷き。
ガムテープで取っ手をつけました。
ちょっとおまじないをして、取っ手を引っ張ってみると…
「うーん、うーん!!全然持ち上がらない…」
大人が力いっぱい引っ張ってもなかなかはずれません。
実は、地球上には1平方センチメートルあたり約1キログラムの大気圧がかかっています。
下敷きの面積が450平方センチメートルだったので、実に450キログラムもの空気が乗っていることになるのです。
持ち上がらないのも納得です。
そして最後は、ペットボトルと風船で空気砲づくり。的当てゲームで得点を競います。
的が小さいので、腕を固定し、狙いを定めて撃つのはなかなか難しい…。
「もう一回、もう一回!」と、時間の限りゲームを楽しみました。
実は高度なことを自然に楽しみながら身に着けていけました。
今回も使ったものは身近なものばかり。
そう、科学は難しく遠い存在ではなく、すぐ目の前にあるのです。