入試直前時期にできること 【社会編】

 社会の出題範囲は大きく地理・歴史・公民の3つの分野にわかれます。それぞれの分野の直前の勉強のポイントと時事問題に関して紹介します。

 

 

 地理は、地図で場所を確認する作業をしてください。言葉を覚えるだけではダメです!入試本番では、地名といっしょに地図が出題されることがほとんどです。また、図表やグラフ、写真が頻出の学校の場合それだけに絞った問題演習が効果的です。なお、世界地理に関する出題も増えています。主だった国の位置や特徴もおさえてください。今年は日本で開催されたラグビーワールドカップ出場国について確認しておきましょう。

 

 

 歴史は、時代、出来事、場所を関連付けて用語を覚えましょう。また、入試本番では図表、写真や絵を見て答える問題も多くみられます。教科書に出てくる図表や絵、写真をそれが何かを説明できるようにしておいてください。

 

 

 公民は、政治分野が勉強の中心になると思います。憲法で使われる用語の中には難しいものもありますが、覚えてしまえば正解できる問題が多い傾向にあります。また、地理同様こちらも世界の政治に関する内容もよく出題されます。

 

 

 時事問題は、今年の大きなニュースを簡単にまとめておくといいと思います。今年は天皇陛下が御退位されるとともに、新天皇陛下が御即位され、元号が令和に変わりました。歴史・公民で関係する内容を復習しておきましょう。なお、毎年出題されるノーベル賞・サミット・世界遺産・選挙制度についても同様です。

 

 

 最後にこれらの勉強をする際、「小学校の社会の教科書(4〜6年)」で関連するページに目を通しておいてください。中学入試で使われる写真や絵、表やグラフは、学校の教科書にのっているものが出題される傾向にあります。どんなものかを説明できるようにしておきましょう。

 

藤岡教室四谷大塚NET板宿本部校
神谷 貴史 
講師紹介はこちら
藤岡教室についてはこちら